ジャンボ宝くじには一獲千金の大きな夢があります。
その夢を叶えるべく、これからジャンボ宝くじを購入される方も少なくないでしょう。
しかし、ジャンボ宝くじを初めて購入する方や、あまり購入されない人の中には、
- 「連番やバラって何?」
- 「どんな違いがあるの?」
- 「どっちの方が当たりやすい?」
など…連番やバラに対して多くの疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そこで今回はジャンボ宝くじの「連番」と「バラ」について詳しく解説をしていきます。
メリットデメリットやお得な買い方もご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただけましたら幸いです。
ジャンボ宝くじの「連番」や「バラ」とは
ジャンボ宝くじは1枚単位(1枚300円)で購入が可能な宝くじです。
しかしながら、ジャンボ宝くじは1セット(10枚単位)で購入することが一般的となっており、1セット(10枚単位)でジャンボ宝くじを購入する時に「連番」か「バラ」かを選択する必要があります。
つまり、連番やバラはジャンボ宝くじの買い方の名称となります。
「ジャンボ宝くじ連番30枚ください」
「連番で20枚、バラで30枚ください」
宝くじ売り場で購入する際には上記のように販売員さんに伝えて購入します。
もちろん、
「連番15枚」や「バラ22枚」といった端数を含めて注文もできます。
それでは下記より「連番」と「バラ」についてさらに詳しく解説をしていきます。
連番とは
実際に購入した連番1セットの写真
組と番号の上5ケタ目まで同一で、 末尾の番号が0~9まで連番になっている10枚のセットとなります。
上記の画像の例だと、組は全て86組、190280~190289の連続した番号となっていますね。
ジャンボ宝くじの7等は末尾番号0~9のいずれかとなるので、1セット購入すると最低でも300円は当たります。
連番のメリット
連番の最大のメリットは「1等+前後賞」が狙えることです。
5億円・7億円といった超大金を狙いたい人は迷わず連番です。
連番のデメリット
連番はすべて組が同じで上5ケタの番号が同一のため、当たりハズレがすぐに分かってしまい、結果を見るドキドキ感はかなり少ないです。
「1枚1枚期待を持ちながら結果を楽しみたい」
このような方には連番はデメリットとなります。
反対に、
「1枚1枚結果を見るのが面倒くさい」
このような方はまさに超大金を狙える連番向きと言えそうです。
バラとは
実際に購入したバラ1セットの写真
バラは上記の画像のように、組と番号がバラバラの10枚セットとなります。
ただし6ケタの番号の末尾は0~9まで連番となっているので、バラの1セット購入も最低でも300円は当たるようになっています。
バラのメリット
組と番号が1枚ごとに異なるため、1枚1枚に高額当選を期待しながら結果を見ることができます。
「せっかく購入した宝くじだから、1枚1枚しっかり楽しみたい」
このような方におすすめです。
また、後ほど詳しく解説しますが、連番よりもバラの方が1億円以上当選する確率が2.5倍高くなります。
バラのデメリット
バラのデメリットは「1等+前後賞」が狙えないことです。
また、1枚1枚確認する作業が面倒に思われる方にはデメリットになります。
とはいえ、ジャンボ宝くじの当選確認は宝くじ売り場に持っていくとオートチェッカーと呼ばれる器械で正確スピーディーに確認することができます。
そのため、この点に関してはあまりデメリットに感じない方も多いでしょう。
「連番」と「バラ」はどちらが当たりやすいのか
「連番とバラでは1等が当たる確率は違うのかな?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えしますと、連番もバラも1枚1枚に対する1等当選の確率はどちらも同じです(1000万分の1)
ですので連番もバラも1セット購入の場合の1等に当選する可能性は、
1000万分1×10枚=1000万分の10
となります。
しかしながら、「1億円以上当選する確率」に絞ると連番よりもバラの方が2.5倍高くなるのです。
2021年第892回サマージャンボ宝くじを例にお伝えしていきます。
1等はユニット1000万枚のうち1枚のみ。
前後賞は1000万枚のうち2枚となります。
1億円以上当選するケースは下記の3通りのみです。
- 1等+前後賞当選(7億円or6億円)
- 1等のみ当選(5億円)
- 前後賞のみ当選(1億円)
連番とバラそれぞれ1セット(10枚)で「1億円以上当選する可能性」が何通りあるのか見ていきましょう。
連番1セット(10枚)で1億円以上当選する確率
- 1等+前後賞当選=10通り
- 1等のみ当選=0通り
- 前後賞のみ当選=2通り
連番は「全て同じ組で連続した番号」でしたね。
そのため、10枚のうち1枚でも1等当選していれば、必然的に最低でも1枚は前後賞が当選することになります。
反対に1等のみの当選は連番ではありえません。
前後賞のみの当選は、購入した10枚の最初の1枚と最後の1枚の合計2枚だけは当選の可能性があります。
これらを全部合わせると1000万分の12となります。
バラ1セット(10枚)で1億円以上当選する確率
- 1等+前後賞当選=0通り
- 1等のみ当選=10通り
- 前後賞のみ当選=20通り
バラは「組と番号がそれぞれ異なる10枚」でしたね。
ですので、バラ1セットでは1等と前後賞が当選する確率は0%となります。
1等のみの当選は1枚1枚しっかり可能性があるので10通りです。
連番と大きく異なるのは1つの前後賞(1億円)のみ当選するケースです。
前後賞は1000万枚のうち2枚当たりがあるので、1等のみ当選の倍となる20通りとなります。
連番と違い、1等+前後賞の重複当選がないものの、1億円の当選を引ける可能性を高めている形ですね。
これらを全部合わせると1000万分の30となり、連番1セットよりもバラ1セットの方が1億円以上当選する確率が2.5倍高いという答えになります。
結局どっちがお得?
「1億円以上当選する確率はバラの方が高いってことはバラの方がお得?」
上記だけを見るとバラの方がお得のように感じますが、結局払い戻される金額の合計はどちらも同じです。
連番
- 1等+前後賞当選=(7億円×8通り)+(6億円×2通り)=68億円
- 1等のみ当選=0円
- 前後賞のみ当選=1億円×2通り=2億円
バラ
- 1等+前後賞当選=0円
- 1等のみ当選=5億円×10通り=50億円
- 前後賞のみ当選=1億円×20通り=20億円
どちらも70億円となりますので、極端にどちらかが有利にお得になることはありません。
重複当選を狙って高額当選を狙っていくか、重複させずに少しでも1億円の当選確率を上げるか…
ここまでくると完全に好みの問題ですね。
個人的には1枚1枚当選結果を楽しめて、少しでも1億円以上当選する確率を上げられるバラが好きです。
「連番」や「バラ」の3つのお得な買い方
これまでお伝え致しましたように、「連番」と「バラ」ではそれぞれ特徴が大きく異なります。
そしてさらに連番とバラには3つのお得な買い方も存在するのです。
- 三連バラ
- 福連100
- 福バラ100
三連バラはバラ買いの大きなデメリットである「1等+前後賞の当選なし」をクリアにしてくれるので、人気が高い買い方の一つとなっています。
福連100や福バラ100は100枚(30,000円)の購入となり、購入金額は高まるものの、どちらも最低でも6,000円は確実に当選する買い方となります。
上記のようにジャンボ宝くじにはお得になるおすすめの買い方が存在します。
その他にも特連スペシャルや西銀座スペシャルなど…
おすすめの買い方はたくさんあります。
下記の記事にてジャンボ宝くじのおすすめの買い方7つをご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
【知らなきゃ損する】ジャンボ宝くじ7つのおすすめの買い方とは?
お得な買い方の注意点
三連バラ・福連100・福バラ100のお得な買い方をご紹介しましたが、このお得な買い方は全ての宝くじ売り場で購入できる訳ではない点に注意が必要です。
比較的大きめな宝くじ売り場であれば問題なく購入できることが多いですが、こぢんまりとした宝くじ売り場で購入予定の方は事前に一度確認しておく方が良いでしょう。
また、宝くじ公式サイトからネット購入する場合は、三連バラ・福連100・福バラ100の購入は問題なく可能です。
出典:宝くじ公式サイト
特に宝くじ売り場で買いたいと思わない人はネットで購入するのもありですね。
関連記事>>ジャンボ宝くじのネット購入は当たる?当たらない?メリットデメリットなど徹底解説!
関連記事>>【宝くじをネットで買う!】会員登録から購入手順まで23枚の画像を用いて徹底解説!
ジャンボ宝くじが買える場所
「ジャンボ宝くじってどこで買える?」
「コンビニとかでも買えるのかな」
ジャンボ宝くじを買いたいと思っても、実際にどこでジャンボ宝くじが買えるのか疑問に感じている方もいらっしゃると思います。
上記でも少しお伝えしましたが、ジャンボ宝くじが買える場所は全部で4つとなります。
- 宝くじ売り場(チャンスセンター)
- インターネット購入(公式サイト)
- インターネット購入(みずほ銀行)
- 購入代行サービス
1番と2番に関しては先ほどお伝えした通りですが、みずほ銀行からインターネット購入ができたり、多くの高額当選が出ていて日本一有名な宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」で購入代行をしてくれるサービスもあります。
また、ナンバーズやロトはコンビニやATMで購入することができますが、ジャンボ宝くじはコンビニやATMで購入できない点には注意が必要です。
ジャンボ宝くじの買える場所については下記の記事でさらに詳しく解説をしています。
よろしければ参考にご覧ください。
【初めてでも大丈夫!】ジャンボ宝くじの買い方まとめ!購入場所や購入方法を徹底解説!
ジャンボ宝くじは何枚買えばいい?
「ジャンボ宝くじは何枚買えばいいの?」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
結論としては、
「あなたの好きなように、好きな枚数買えば良いです」
となります。
上記で解説したおすすめの買い方もよし。
1枚だけ買ってみるのもよしです。
「みんなは実際にどのくらいの枚数を買っているのかな?」
このような疑問をお持ちの方には実際にジャンボ宝くじを購入されたことのある人100名に筆者がアンケートした独自調査結果もございます。
気になる方は下記の記事もチェックしてみてくださいね!
【100人アンケート】ジャンボ宝くじは何枚買う?平均購入枚数を徹底調査!
まとめ
今回はジャンボ宝くじの「連番」と「バラ」について詳しく解説をいたしました。
連番には1等+前後賞が狙える大きなメリットがあります。
反対にバラには1等+前後賞の重複当選はなくなるものの、1億円以上当選する確率は連番購入よりも2.5倍高くなったり、1枚1枚ドキドキ感をしっかり楽しめるメリットもあります。
どちらにも良い点がありますので、あなたが好きだと思う方で一獲千金を狙ってみてください。
また、ジャンボ宝くじには、
「三連バラ・福連100・福バラ100」
といったお得な買い方も存在しますので、ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。
それでは良い宝くじライフを!